いち抜けた~と思わされる我がまま

パートナーの弟Aは今ウクライナにいるのだけれど、その嫁Vは6歳の息子とスペインに

3月ごろから避難していて、カナダに来たい、というので、初めはそこそこ張り切って

お手伝いするつもりだったのだけれど、段々、気持ちが冷めてきて、ついに私はもう

かかわりあいたくないな、と思うようになってしまった。

そもそも、よく考えたらなんか、おかしくない?ということが続いていて、本日決定的なことが

起こった。思い返せば初めから変な感じだった。

初めから泣きながら、カナダに行きたいと行ってきたのはあっちで、ビザの準備もする、って言ってから、グーグルの翻訳機能で翻訳しながらできる、とか言ってたのに、結局そういってから、3週間くらい経って、インターネットの調子が悪いから、そっちでできないか?って言ってきて、

いざこちらで準備して、バイオメトリック認証が必要だから、近くのカナダのビザ申請する事務局にいって済ませてきて、って言ったら来週行ってくるっていってたのに、結局2週間くらい経ってから、

それって、前にドバイに旅行した時やったけど?みたいなことを言ってきて、

うちのパートナーがカナダの移民局に電話して訊いてみたらそれとは違うから、カナダはカナダで

やってくれ、みたいなことを言われて、その旨伝えたのに、さらに1週間くらい経ってから、

どこにいったらいいかわからない、みたいなことを言われて、じゃあ、ってこっちで予約して、

電車で5時間くらいかかるマドリードが一番近かったから言われた通りの時間帯を予約したんだけれど、予約時間に間に合わないかもしれないから時間をずらして、みたいなこと言ってきて、当日行くんじゃなくて、前日からマドリード入りすればいいじゃんって、こっちがマドリードのホテル探して予約して

お金も払って、その旨伝えたら、今一緒にいる母親と息子の三人で行ってもいいかっていうから

ホテルに連絡して、三人が行く旨手配して、結局無事ビザは取れたんだけれど、

いざビザが取れたと思ったら、来るはずだった母親がキエフに帰ると言い出して、3人カナダに来るんだったらフライト全部こっち持ちで払うからって言ったのに、それでも帰るっていうから、もう、じゃあ、フライトも払わなくていいんだね、って気分。カナダに来ても母親いなきゃ、Vは一人で仕事探しとか、子供いるのにどうするの?って何度も言ったんだけど、さすがVの母親、そんなん知らんって態度。さっさとキエフに帰っていった。

そして今度はV。旦那のAがどうやらもうすぐ国を出られる、という噂を聞き、今度はAがスペインに来るまで待つ、とか言い出した。カナダにウクライナの緊急ビザで来る場合、スペインではなく、ドイツかオーストリアかハンガリー、ポーランドあたりから出国しないと、追加にやることが増えてめんどくさいから、この場合ドイツからのフライトになるんだけど、Aとスペインで合流してまたドイツに戻るのはお金がかかるから、Aを待たずに(フライトもまだ安めの)今、先に子供と二人でカナダにおいで

って言ってるのに、お金も出してあげるから、って言ってるのに、今度は荷物が多いから、Aが来て、

運んでくれないと無理、とかいうから、荷物は先にカナダに送って、先にドイツからカナダに向かうようにAから説得を試みたんだけれど、どうしても、Aを待つ、と言う。なんで?って理由を聞いたら泣き出すし、説得を試みると、蛇がマングース威嚇するときにやる感じのあれ、シャーってなって、

聞かないんだって。なんやそれ。旦那であるはずのAですらコミュニケーションが取れなくなっている。

でも過去5年間の渡航履歴なんかみると、Vは子供連れて、2人でドバイ1回、エジプト2回って結構旅行してるんだよね。なんで、旦那のAはいないの?って訊いたら、Aはお金がなかったんだって。

旦那にお金がないからって、嫁と子供だけ海外旅行してる家族ってなんなん?

以前聞いたゴシップを思い出したよ。Vは子供が生まれた時、Vの母親が見舞いに来て、赤ちゃん触ろうとしたら、触るなーって絶叫したんだって。Aの母親(うちの義母)も前に言ってた。ウクライナに帰ったとき、お金あげたりしたんだけど、義母と孫(Vの息子)の二人で公園とか行くと、遠ーくから睨みつけて見てるんだって。お金は受け取るくせになんなの、あれ?って義母言ってたから、すでに義母とも不穏な空機が流れてたんだろうな。結局、ウィニペグに来ても、最初は義母と一緒に暮らさなきゃいけないのが、嫌なんだろうな。だからAと一緒に来て、義母との間にワンクッション置きたいんだろうな。

よっぽど。シャーってなるくらい。

Aは当分、ビザがとれない。そもそも10年前に申請したビザが却下(まぬけな理由)になって、10年の入国を禁止されている。その解禁が来月の中旬だから、ビザの申請も万一に備えて、来月の中旬以降を考えている。結局取れない可能性もある。だから、先にVと息子だけ来いって言ってるのに、シャーっとかいうから、もう、嫌だ。相手にするだけ時間の無駄。もう私はいち抜けたって気分。

妹ができるような気持ちでいた自分が大馬鹿者みたい。

相手に優しくされなれてないと、人間性も妙になるよね。そんな印象を受けたVである。

話それるけど、綺麗な人は素行が素晴らしいなあと思うことがよくある。

ウィニペグでバス通勤をしていたとき、ちょっと変わった男の人がバスに乗ってきて、

乗客のひとりひとりに、ハロー、はわゆー?って挨拶して声かけながらスキップくらいの勢いの歩調で奥に進んでくんだけど、

みんな、無視してて、奥のほうまできて、声かけられた女性、すごく、綺麗な人、

I’m great! How are you?

ってちゃんと聞き返してて、その男の人は、その女性の座ってる席のとなりに座って

そのまま、楽しそうに話を始めてしまった。すっごい、と思ってしまった。

他には、バス停で物乞いをしている老いた女性が、おなかが減ってるの、って泣いてたら、

バス停でバス待ってる人たちの中で、一番小綺麗でスタイルの良い女性がその女性に話しかけて、

お金をあげるんじゃなくて、ティムホートンに行こうって、好きなの買ってあげる、って

店の中に連れて行ったのも見たことがある。美人って本当に美しいなあ、と感動したことがある。

綺麗な人ってもともと色んな人から受けてる恩恵が多い分、相手に返せる人も多いのかな、と

考えてしまう。その人間性も見た目ににじみ出ちゃうから、もともと綺麗なのがもっと綺麗になってしまうんだろうな、と思う。

それを思うと、まあ、Vの写真とか、もう、人間性を見た目で言わせてもらうと、やっぱ、

関わりあいたくないやって思わされてしまうなにかがある。

たぶんもう、本当にカナダにきたとしても関わらないだろうな。うん。

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