義母が2016年くらいに買った土地が、キエフからバスで20分くらいのところにある。
土地を買って、毎年カナダからウクライナに帰るたびに少しずつ、少しずつ建設を進めていた
お家。資金を溜めて少しずつ、少しずつ、建設を進めて、去年ようやく、いい感じに完成に近づくところまできてたのに、今回のロシアからの攻撃でなんか、壊れたらしい。
その家の隣人からの情報らしいんだけれど、隣人の家は、崩壊レベルらしく、現状は、
壊れた、ってどこまで?って情報を集めたくても、家を見てくれる人に連絡が取れない状態になってしまっている。死ぬ前までに、ってクレジットユニオンでローン組んでまでお金つぎ込んでたのに。
たらればを言ってはいけないとは思うけど、キエフの近くに、なんで、家なんて建てようとしたんだよぅ。息子のためなのは分かるけれど。。。保険もないみたいだし、保険がないってことはそういうことなんじゃないの?私が知ってたら、絶対反対してただろうけど、パパと付き合い始めたのが土地買うより、もっと後だったしな。まあ仕方ない。死ぬこと以外はかすり傷。
さて、そんな息子、つまりパパの弟は、キエフから避難はしているけれど、志願兵になろうかどうか考え中のよう。子供小さいから、やめたほうがいいんじゃない?って言ってしまう。いざ、身近な人がそういう状況にあるかと思うと、やっぱりちょっと逃げてて、って思ってしまう。
今夜は仕事中に、知り合いのウクライナ人女性が来た。会ったらなんて、言えばいい?って実は
一日中考えてた。前回会ったときは、すっごく笑顔だったのに、今日は完全に青ざめてた。
もう、なんて言っていいかわからなかった。スラバウクレイーニ (ウクライナに栄光あれ)って
言葉しか出てこなかった。見つめあって、泣きそうになってしまった。
ウィニペグはウクライナ移民の人口がとても多い。前の彼氏も、前の前の彼氏も、なぜかウクライナ人だった。それくらいウクライナ人に出会う確率は高い。今日のニュースではウィニペガーでサッカー選手だったウクライナ人が母国に帰って志願兵になった、ってニュースも流れた。
国を守りたい、って意志の強い人たちが一丸になって戦おうとしている。
ウクライナとロシアの戦いというよりは、民主主義であることの戦い。他人事には全然思えない。
今の私にできることは、Ukrainian Canadian Congress のウェブサイトから募金することだけ。
そして、早くロシアがウクライナから撤退してくれて、一人でも多くの命が救われるように
祈ることだけ。
コメント